母の病気が、肝性脳症と分かる。

家族のこと

8月に入って急激に様子がおかしくなった、母の病名がはっきりしました。
(関連記事⇒母の様子がおかしい。認知症?
認知症でもアルツハイマーでもなく、肝性脳症とのことでした。

 

発症から肝性脳症と診断されるまで

父が、母の様子がおかしいことに気づき、神経内科に掛かったのが8月上旬のこと。
その後、順番に脳のCT、MRIの検査をして、脳波の検査もしました。
結果は、脳に異常は見られず、脳梗塞などの病気ではなく、認知症でもアルツハイマーでもありませんでした。
そして、肝臓からきているかもしれないからと、以前から診てもらっている同病院の消化器内科の診察日を待ちました。

今日は、その消化器内科の診察日。
血液検査をしてから、診察になりました。
これまでのことをお話したら、先生は電子カルテを確認し、紙に書きながら、病状と肝性脳症のことを分かりやすく説明をしてくださいました。

私の母は、肝臓が悪く、長年投薬治療をしてきました。
自己免疫性肝炎が元で肝硬変を起こしています。

※肝性脳症(門脈体循環性脳障害、肝性昏睡)は、正常であれば肝臓で除去されるはずの毒物が血液中にたまって脳に到達し、脳の機能が低下する病気だそうです。

 

病名が診断されて、ようやく治療開始

治療は、お薬で便通を良くし、体外へ溜まったアンモニアを排出させるそうです。
お薬が効いて体内に溜まったアンモニアが体外に排出されると、意識がはっきりしてくるとのこと。

少し希望が見えました。
だって、様子がおかしくなってから2ヶ月、病名が特定されずにきたのですから、それだけでも一安心です。

 

肝臓の病気を患っていて認知症のような症状があらわれたら、肝性脳症かも

肝性脳症の初期症状は、認知症のような症状があらわれるそうです。
私も、母は認知症じゃないかと思っていましたから、素人には判別できません。
ですから、ご家族がおかしいなと気づいたら、まずは掛かりつけのお医者さんに診てもらうのがよいと思います。

 

参考サイト

 

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