休みがほしい!介護疲れで心も体もクタクタ。

家族のこと

母親が肝硬変の合併症である肝性脳症になり、認知症のような症状がでて介護が必要になってしまいました。
主に父が面倒を見ていますが、一人では限界があるので、別居中の私が通いで介護や家事、通院の付き添い、時には家業の手伝いをしています。

これまでの記事
母の様子がおかしい。認知症?
母の病気が、肝性脳症と分かる。

弟夫婦が同居しているんですけどね、自分たちの都合を優先して勝手なことをするので、あてになりません。
そのしわ寄せが、私にきます。
その為、自分の時間がどんどん削られていきます。

 

スケジュールは、仕事が週に2日くらいで、実家に行くのが4~5日です。
自分の通院や用事で出かける日もあるので、毎日出ずっぱり。

母に肝性脳症の症状があらわれる前の今年の7月までは、仕事が3~4日、通院などの用事が1~2日、完全に外出しない日が最低でも1日はありました。
抑うつ状態から寛解したとはいえ、疲れやすいのでしっかり休む日が必要なのです。

それが、今は完全休日が取れなくて、体はだるいし、眠いしで、クタクタ。
それに、自分のこと(洗濯、掃除などの家事)が滞って困っていますし、ブログだって、収入に繋げたい私にとっては「お仕事」だから、時間が取れないことに焦っています。
その為、眠る時間を削るしかなく、余計に苛立ちが募ります。

今のところ、なんとか感情のコントロールができていますがね~、目いっぱいなので、このままだと私まで寝込みそう・・・。

 

肝性脳症の母の状態

母の状態は波があって、一日じゅうベッドに横になっている日もあれば、時折起き上がってソファーに座りテレビを見ていることもあります。
肝臓が悪いことで体がだるいようです。

しかも、腰が痛いので(骨粗しょう症の為、骨がもろくなっているとのこと)、横になっていてもつらいと言います。
そんな状態ですから、起き上がったり、立ち上がったりする時が最も酷く痛むみたい。

不安感が強く、イライラしていたり、感情の振り幅が大きくて声を荒らげたり、泣き出したりすることもあります。

おかしな言動をすることもしばしばです。
「突っ込んでいきそう」というような意味不明なことを言うのです。

異常行動というのでしょうか、家族が誰も見ていない時間ができた隙に、裸になって座り込んでいたこともあったそうです。

普段、パンツタイプのオムツをしてもらっていますが、できるでけトイレに行ってもらっています。
自宅では一人で入りますが、時折立ちすくんでいるので側で様子を窺っていないといけません。

また、お風呂ははじめの頃は一人で入っていましたが、今は頭や体を自分では洗えないので介助が必要です。

食欲がなく、食べたくないといいます。
食べる量もわずかになりました。

味覚も以前とは変わったみたいです。
サラダにドレッシングをかけなくなったし、冷奴に醤油もかけなくなりました。

薬の管理も家族が毎回用意して、飲んでもらっています。

 

アミノレバン点滴後、症状が少し改善する

10月27日に通院した際に、上記の症状を伝えたら、アミノレバンという点滴をしてくれました。
そして、同じ成分の薬も処方されました。

このお薬のおかげで、どんよりしていた母の意識に変化がみられました。
少し明るさが戻ってきたのです。

ぐったりと横になってばかりだったのに、起き上がってソファーに座りテレビを見ている時間が長くなりました。
テレビを見て笑うようにもなりましたし・・・。

父も私も大喜びです。

このまま回復してくれれば尚良いのですが、回復しなくても、気持ちが穏やかになってくれればそれだけで十分です。

 

思い残しのないように、できることはしたい

親孝行なんて格好のよいことは言いませんが、私が抑うつ状態で具合が悪かった時に世話になったので、せめてできることはしなきゃなぁと思っています。
後になって、あれもすれば良かったと思っても遅いですからね。

ただ、自分の生活もありますし、私自身の心身の状態もありますから無理はできません。
どうしたものかと思案しています。

介護って先が見えないから、皆さんどうしているのでしょうね。

 

 

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