「すみません」と言うより、「ありがとう」と言おう。

思うこと

とあるロケ番組を見ていたら、出演していたご年配の方が、バスを降りる時に「すみません」と言い、お店に入れば「すみません」と言って出てきたのが、妙に気になってしまいました。

きっと、「ご迷惑をお掛けして、ごめんなさい」と言う意味合いで、「すみません」と言っていたのでしょう。
でも、聞いていたら、なんでも「すみません」という言葉で済ませるのはどうなの?と感じてしまったのです。

ほんの一言掛ける言葉なら、やっぱり「ありがとう」のほうが、言われたほうは嬉しいと思うのですがね・・・。

 

「すみません」は便利な言葉。でも・・・

「すみません」という言葉は、たいていの状況に対応できるので便利な言葉でしょう。
でも、謝る時は「ごめんなさい」や「失礼しました」「申し訳ありません」と言ったほうが潔いですし、丁寧です。
また、お礼を言うなら、やっぱり「ありがとう」が一番です。

「すみません」は、使いまわせる言葉だけれど、安易に使いまわさないほうが良い言葉だと、私は思います。

 

「ありがとう」は、ストレートに届く

私は接客業に従事しているから、「ありがとうございます」と言う側です。
ところが、お客様に「お世話になったね。ありがとう」と言われることもあります。
そう言われると、素直に嬉しいんですよね。

「ありがとう」と言われたいが為にやっている訳ではないのですけど、人間ですから、感謝されれば喜びに転化します。

私がお客さんになった時に、レジで、軽めに「どうも~」と言って済ませてしまうこともあるけれど、できるだけ「ありがとう」と言うようにしていますよ。

 

「ありがとう」は「ありがたい」を引き寄せる

「ありがとう」と普段から口にしていると、「ありがたい」と思うような出来事を引き寄せるそうです。
詳しくは解説できないけれど、実際に試してみるといいですよ。
だって、言うのはタダなのだもの。

ほんのちょっと意識して、「ありがとう」と言うのを口癖にしてしまえばいいのです。
そうすれば、感謝の気持ちを伝えたいなと感じた一瞬で言葉にできます。

どんどん使って、いつも笑顔を振りまいていれば、「あの人って、いつも感じのいい人だな」と思ってもらえますし、そういう良い印象が付くと、それだけで温かく受け入れてもらえるじゃないですか。
好循環ができると、ありがたい出来事も寄ってくるのかもしれませんね。

 

他人の振り見て我が身をなおせ

まぁ、なんでもいいんですけれど、「すみません」と言って済ませるのではなく、「ごめんなさい」や「ありがとう」は、ちゃんと言葉にしたいなと感じた日でした。

 

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