八方を丸く収める方法はないものか
今日、人生初のお見合いを体験しました。
堅苦しくならないように、親や仲介者が立ち会わずに、当人同士でお話してきましたよ。
結婚に消極的なので、気が重いのなんのって・・・。
でも、仲介者が職場の人なので顔を潰すようなことはできないから、お義理を果たすために行ってきました。
(関連記事⇒お見合い話が舞い込む。これって、天の啓示?)
要注意。断る時はハッキリと!
このお見合いの話が舞い込んだ時、「あまり結婚する気はないから・・・」とお断りしているんです。
だって、その気がないのに書類を預かってしまっては先方にご迷惑だし、後々面倒なことになるのが嫌だったからです。
でも、話を持ってきたSさんは、「その気になったら、いつでも言ってね」と全く諦めなかったんですよ。
そんなやり取りを、職場で仕事上がりにしていたものだから、他の人にも聞こえてしまって、「何言っているの、せっかくの話なんだから進めなきゃ!」と猛プッシュ。
ハッキリとNOと言えない押しの弱い性格が災いして、「すぐに結婚って考えなくてもいいから、一度会うだけ会ってみなよ」と言う周りの強い勧めを跳ね除けることができずに、書類をお預かりすることになり、会う段取りがついてしまいました。
日取りが決まってから、日に日に気が重くなり、今朝は出かけたくない気分でいっぱいでした。
嫌なものは嫌だとハッキリきっぱり言っていたら回避できたのに・・・と猛省。
自分の意見はハッキリ言わなきゃと思いました。
私って、ずるい人
気が重くても、行きたくなくても、約束してしまったことだからすっぽかすわけにもいかず、お仕事のつもりで出かけてきました。
愛想を振りまいて、相手の気分を害することがないように、当たり障りのないお話をしました。
と言っても、上っ面な話ばかりでは続かないので、母の具合が悪いことや実家の様子、私の健康面や生活保護を受けていることなども正直にお話したんですよ。
マイナス面を伝えたら、向こうから断ってくれるかなという淡い期待があったからです。
途中、お相手が「他にもお見合いをしたことがあるんですか?」という質問を皮切りに、「本当は一人でいるのが気楽だから・・・」と、父親がせっせとお見合い話を持ってくるから、仕方なくお見合いをしていると本音を話してくれました。
それに対して「あらそうなんですか?私も、周りが会うだけ会ってみなよと強く薦めるから、じゃあって言ったんですよ」と伝えることができました。
ただ、その後がいけなかった・・・。
ちゃんとその時に、「じゃあ、この話はなかったことに」とハッキリ言えばよかったんです。
う~ん、なんて返したのだったかなぁ・・・、記憶にありません。
ただ、帰りがけでもいいから、勇気を持って「今のところ結婚をする気はないので」とちゃんと伝えるべきでした。
それなのに、「また都合がついたらお会いしましょう」と社交辞令であったかもしれない言葉を、「そうですね、またご連絡ください」と返してしまいました。
傷つけたくないは、傷つけられたくないの裏返しと言うよね・・・
私は、相手から断ってくれれば都合がいい・・・と思っていた、甘ちゃんです。
もしかしたら、相手もそう思っていた可能性があります。
そうじゃなきゃ、「一人でいるのが気楽だから・・・」なんて言わないでしょ。
そうだとしたら、これは周りに流されて面倒なことになるかもしれません。
ここはちゃんと腹を括って、相手と本音で対話しなきゃね。
お互い無理をして結婚しなきゃならない訳ではないのだもの。
八方を丸く収める妙案はいかに
今回のことは、NOをハッキリと言えない性格が災いしています。
このことで、私がクリアしなきゃいけないことが浮かび上がってきました。
物事を丸く収めようと八方美人になるのではなく、誠意を持って言葉を尽くすこと。
これができていないから、気を持たせるようなことになってしまうのでしょう。
優しいのではなく、優柔不断なのですね。
気づいたからには、なんとかこの課題をクリアしなきゃね。