不器用な男を演じる竹野内豊さんが素敵♪NHKドラマ10「この声を君に」
ドラマ
NHKが好きな栞です。
ドラマ10、最近良い作品が続いていますね~。
毎年、1作か2作は観られないけれど、今年は、「ツバキ文具店」「ブランケット・キャッツ」「この声を君に」と、3作続けて観ています。
いずれも、「人間って悪くないな~」と感じられ、人の心の温かさが、じんわりと沁みてきました。
そういえば、共通して主人公が不器用でしたね~。
人って、そうそう器用に生きられないのかもしれないですね。
不器用だからこそ味わいがあるのかもしれないし、愛おしく感じるのかもしれません。
もっと自分のダメな部分を愛し、そして、他人の不完全さを大らかに受け止められたら、のびのびと生きられストレスも減るんじゃないかしらね~。
さて、「この声を君に」。
あの格好良いイケメン俳優の竹野内豊さんが、偏屈で不器用でダメダメな男を演じています。
主人公孝は、なんでも数学に置き換えてしまうので面倒だし、「カルチャーセンターなんて!」と言って小ばかにするほど、プライドも高い男です。
実際にそんな人がパートナーだったら、「ちゃんと、私の話を聞いてよ!」とか「なんで、そういうこと言うかなぁ~」などと思うのかもしれません。
そして、積み重なって、疲れ、嫌気が指すのでしょう。
そんな厄介な人物にも、その人なりの思いがあり、苦悩や葛藤がドラマでは描かれています。
コミカルに作られているせいか、竹野内さんが演じる孝は、憎めないと言いますか妙に愛嬌があります。
「主人公孝は、これからどうなるの?」と、次回の放送が気になっているんですよ。
それにね、他の俳優さんたちも魅力的ですし、朗読に使われるお話も素敵だし、すっかりドラマの世界に引き込まれています。
NHKさん、いい仕事してるね!