年を重ねたら、言葉遣いは品よく美しくありたい。
今日、とある年配の女性の言葉遣いに、違和感を覚えました。
しゃべり始めに、いちいち「てか」とつけるのです。
「てゆうか・・・」の省略で「てか・・・」なのでしょう。
私も時折、「てゆうか・・・」とつけてしまうことがあります。
一時期、流行ったこの言い回し。
当時、私の周りで「てゆうか・・・」と頻繁に言う人がいましてね、いつの間にか私も使うようになってしまったのです。
品のよい言葉ではないので、口にしてしまった後に「しまった!」と思うのですが、時すでに遅し。
放った言葉は、そのまま拡散されてしまいます。
今日は、その女性のお陰で、私はよい勉強をしました。
あなたには、何か妙な口癖はありませんか?
言葉遣いは、その人の人となりを表す
言葉遣いって、その人の人柄を表すと思うんです。
下手をすれば、お育ちまで・・・。
私の職場に、おばあさんのことを「おばあちゃま」と話す人がいます。
年齢は30代半ばくらいの人です。
大抵のご家庭では、「おばあちゃん」と呼ぶのが関の山。
それを、「おばあちゃま」と自然に言葉にするので、私はきっとお育ちがよいのだろうなぁと勝手に想像しています。
そうそう、「ごきげんよう」と仰る方もいますよね。
私の家庭では、そんな上品な物言いはしませんでしたから、ドラマなどで上流家庭の女性が「ごきげんよう」と挨拶するシーンを見た時は、「なんて美しい響き」と思い、憧れたものです。
私も使いたいと思っているのですが、口にするのが恥ずかしくて使えません。
反対に、女性なのに乱暴な言葉遣いをする人もいますよね。
乱暴な言葉って耳にするだけで不快なのに、平気で使える人はどういう神経をしているんだろう?と、私は疑ってしまいます。
性格まで乱暴な人なんじゃないかと敬遠したくなりますしね。
私は、接客業に従事しているので、基本は敬語です。
ちょっとくだけたて、丁寧語で話します。
ですから、普段から丁寧な言葉遣いで話すように心がけています。
そうしないと、ついうっかりお客様の前で妙な言葉が出てしまうから。
先ほどの、「てゆうか」のようなね。
人のふり見て我が身を直せ
今日は、よいお年の女性が、話し始めにいちいち「てか」とつけていたのが妙に気になったことで、言葉遣いについて改めて考えさせられました。
若い人ならいざ知らず、よい年をした大人が品のない言葉を使うのは、みっともないもの。
今一度、自分の言葉遣いを振り返ろうと思います。
あなたも、言葉遣いにお気をつけあそばせ!