着物を譲り受ける
12月末で、勤め先の店が閉店することになり、ユニフォームとして着ている着物を譲ってくださることになりました。
まだ、閉店まで3ヶ月あるのに、早々と頂けることになったのです。
そして、今日、同僚3人と時間を合わせて女将さんのお宅に伺い、着物を頂いてきましたよ。
お宅へ伺ったら、押入れの中から衣装ケースを3つも出してくださり、一つずつ開けて品評会のようになりました。
というのは、一枚一枚、柄や色が違うのです。
「どれでも好きなものを持っていっていいよ」とのことで、選ばせてくださいましたよ。
ただ、今までの仲居がユニフォームとして着ていた着物なので、ほつれや染みがあります。
それに、身幅や丈がマチマチなので、自分が着られるかどうかの問題がありました。
そこで、「広げて、当てて(羽織って)みればいいからね」と言われたので、気に入ったものから順に、早い者勝ちで(遠慮も、し合ったけれど・・・)、羽織ってみることになりました。
と言っても、鏡がありませんでしたから、顔映りが良いかどうかまでは分からず、サイズだけ合わせてきましたよ。
本当は、鏡に写してみたかったな~。
さて、着物には、袷(あわせ)・単衣(ひとえ)・絽(ろ)・紗(しゃ)があって、季節によって着るものが違います。
着る時期は、以下をご参考にしてください。
- 袷:秋・冬・春(10月から5月頃)の3シーズン
- 単衣:春(5月中旬から6月中旬頃)と秋(9月下旬から10月頃)
- 絽:夏(6月中旬頃から9月頃)
- 紗:盛夏(お盆の辺り)
それぞれ、仕立て方と生地が違うんですよ。
- 袷は裏地付き
- 単衣は裏地無し
- 絽と紗は、裏地無しで透ける生地になっています
本当は、どう違うのか写真付きで解説したほうが良いのでしょうが、面倒なのでそこまでしません。
ごめんなさい。
ご興味のある方は、検索してみてくださいね。
さてさて、今日頂いた着物は、13枚。
手元に、今までお借りしていた着物が6枚あるので、合わせて19枚になってしまいました。
写真は、頂いた着物の一部です。
もうね~、そんなに普段着の着物があって、どうするよ!って困っています。
だって、お出かけに着ていける代物じゃぁないんです。
でもね、せっかく頂いたのだし、お休みの日に部屋着として着る?と思案していますよ。
そこで、帰宅後、染みの酷かった2枚の着物を、早速漂白剤を入れて洗濯してみました。
広げてみると、ちょっとだけ染みが落ちていたので、今度はぬるま湯に漂白剤を溶いて、浸けこんでから洗ってみようと思っています。
なんでも、チャレンジですものね。
今日頂いた着物は、夏の着物だけでなく、これからの季節に着られる、単衣と袷もあります。
閉店まで3ヶ月あるので、その間に、着られるものは着ようと思っています。
さて、どんな帯を合わせようかな~。
着物は、帯や小物を合わせるのが楽しみなんですよ♪
ちょっと困った頂きものだけど、なんやかんやで楽しんでいる栞でした~☆
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