苦手なことも学びの一つ
私は、料亭で仲居をしています。
勤めてちょうど1年経ったところです。
お店は規模が小さいので、従業員は皆アルバイト。(板前さんだけは、社員です)
私は、気楽なアルバイトのつもりで面接を受けました。
ところが、入ってみたら、いつの間にかリーダーを任されるようになっていました。
抑うつ寛解からのお仕事
今の仕事に就く前は、7年仕事をしていませんでした。
抑うつ状態のため、療養していたからです。
4年前に作業療法に通うようになるまでは、ほとんど引きこもり状態で生活をしていました。
その為、すっかり疲れやすい体質になっていたので、作業療法は毎日ではなく週に3日程度の参加でした。
そんな状態で始めた、久しぶりのお仕事。
筋肉痛になるし、精神的にもいっぱいいっぱいになるしで、大変な幕開けでした。
女将さんには事情を話してあったので、何かと気を配ってもらいながらのスタートだったのですが、人手が足りないのと繁忙期なのとで、早い時期にリーダーを任されるようになっていたのです。
なぜか、リーダーを任される
私ね、高校卒業後初めて勤めた会社では、3年目にはリーダー的役割を任されていたし、10年ほど前に勤めた旅館でも、パートだったけれどリーダーのすぐ下のポジションにいたので、人を指示しなきゃいけない立場にいました。
本当は、人の上に立つのって苦手なんです。
サポートする立場でいるのがちょうどよいくらい。
それなのに、リーダーを任されるなんて、面倒だなぁ~と思っていました。
そうは言っても、ご縁があって勤めているのだろうし、引き立ててもらえるのは有難いことと思い直し、お仕事をしています。
ちょっと視点を変えて
ほら、「置かれた場所で咲きなさい」っていう本があるじゃないですか?
あの本の影響もあってね、私の持てる力を発揮していますよ。
そうそう、スピリチュアリストの江原啓之さんが、たましいが成長するために必要なこととして、よく「学び」と仰います。
私が苦手なリーダーを任されているのも、私にとって必要な「学び」なのでしょう。
「嫌だな~」「面倒だな~」というマイナスの感情を煽るのではなく、学ばせてもらっているのだから「ありがとう」という気持ちでいたほうがいいですよね。
では、また~。
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