生きる価値とは・・・

私のこと

スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんの言葉で、こんな言葉があります。

スピリチュアリズムでは「価値があるから生きるのではない、生き抜くことに価値がある」

私は、この言葉が好きです。
そして、支えにしています。

私は、27~28歳頃に体調を崩しはじめ、心のバランスも崩していきました。

そして、31歳の時に抑うつ状態と診断され、その数年後、仕事も続かなくなり生活保護を受給して療養生活に突入しました。

働くようになったのは、つい去年のことです。

 

療養中、こんなに他人に迷惑を掛けてばかりで何もできないのなら、生きている価値はないと思っていました。

ちっとも具合はよくならないし、辛い毎日で、死ぬことしか考えられなくなったこともあります。

 

でも、私は死ねませんでした。

死ぬことができなかったのは、そんな行動力すらなかったことと、怖くなってしまったからです。

そして、なんて私はダメな人間なんだろうと自分を責めました。

 

それがね、落ちるだけ落ちて、眠るだけ眠って目覚めた時に、冷静さが少しだけ戻っていたんです。

お世話になっている心療内科の先生や親身になってくださった生活保護の担当さん、励ましてくださる皮膚科の先生のお顔が浮かんで、私は生かしてもらっているんだと改めて感じ、病気を治して元気にならなきゃとも思いました。

 

ただ、そう思っても、なかなか良くならなくてね~、何度も投げ遣りになっては思い直しを繰り返してきました。

今だって、生活保護から自立できておらず、まだアルバイトしかできていませんから、つい、自分を卑下していまいがちです。

でもね、「価値があるから生きるのではない、生き抜くことに価値がある」、この言葉のお陰で、私は生きていられます。

今私は、たとえアルバイトといえども、仕事を精一杯頑張っています。

一生懸命やることで自信に繋がるし、次の仕事にも活かせると思うからです。

 

そうは言っても、時に不安になったり焦ったりします。

でも、今を一生懸命生きることで、次の扉が開くと信じています。

大切なのは、諦めないことですものね。

 

 

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