死にたい気分から抜け出す方法
つい春先まで、私は生きているのがつらくて、「死にたい」とつぶやくほど、心が追い詰められていました。
相談できる人は、掛かりつけのメンタルクリニックの先生だけ。
なので、いつも一人で悶々としていました。
私ね、今までにも毎日がつらくて「死にたい」と思ったことが何度もあります。
そのせいで、どのくらい死にたい気分が深刻なのか、自分で見極めるのが難しくなっています。
というのは、「このくらいなら、いつものこと・・・」と高を括ってしまうからです。
そうなると、自分の気持ちを受け止めずに、叱咤してしまうんです。
「何を言っているの?もうちょっと頑張らなきゃ!」って、云う具合に。
去年から今年にかけて、私は「なんとかしなきゃ」「これくらいのこと、乗り越えられずにいてどうする!」と、自分を追い詰めてしまいました。
「死にたい」と口を吐いて出てくるほど、心は悲鳴を上げていたのに・・・。
今年の2月、主治医の先生が「今は、心が落ち着くようにしましょうよ」と言って、「仕事を探すのは、少し落ち着いてからにしては・・・」と提案してくださいました。
市役所の生活保護の担当さんにも、そう言っていいからと受け合ってくださったので、職探しを保留することができました。
そして、心の休養を取ることにしました。
最初は、ひたすら眠りました。
でも、そのうち眠ってばかりいてはよくないと思い、久しぶりに編み物を始めました。
私は、編み物をしていると、心が落ち着きます。
手を動かしていると夢中になり、余計なことを考えなくなります。
それでも、時折、ネガティブな感情が押し寄せてきて、「私って、現実逃避しているだけなんじゃない?」「ちっとも、問題解決に向かっていないんじゃない!」と自分を責めていることがありました。
そんな自分を非難する思考をなだめたのは、「まずは、心を落ち着けることですよ」と仰った、主治医の先生の言葉です。
そして、これまで読んだ本やブログ、SNSで目に留まった言葉たちの支えがあったからかな。
あとは、自分の経験です。
好きな編み物をして、夢中になることで雑念を払い、作品が出来上がることで達成感を味わい、次に何を編もうかな?と考えることでワクワク感を引き出しました。
おかげで、ネガティブな気分が徐々に穏やかになり、ポジティブな感情が湧いてきましたよ。
どういう状態で死にたい気分になっているかは、人それぞれ。
なので、何が効くのかも、人それぞれです。
それでも、死にたい気分から抜け出す方法があるとすれば、一旦、現実逃避をしてしまうのが一番なのじゃないかな。
仕事や学校などを、休めるだけ休んでしまい、しっかり眠ってみるといいですよ。
そして、心が喜ぶことをやってみてくださいね。
心が喜ぶことは、人それぞれ違います。
ここで、自分としっかり向き合うことで、次のステップに移ることができますので、自分にとって楽しいこと、好きなことを考えてみましょう。
そして、1日30分でもいいので、実際にやってみることです。
その時に大切なのは、面倒でもやってみた(行動した)自分を褒め、そのやっていることに夢中になることです。
そうそう、すっ飛ばしてしまったけれど、休養できる環境を整えるには、どうしたらよいのか?が気になりますよね。
精神科や心療内科に掛かっている場合は、お医者さんに相談することが一番です。
「休養が必要です」と言われたら、職場や学校宛に診断書を書いてくださるでしょう。
私の場合は、随分前から生活保護のお世話になっているので、市役所の担当さんに状況をお話して、落ち着くまで猶予をもらいました。
あれこれ言われなかったので、多分、主治医の先生からの意見書が出ているんじゃないかな。
毎日生きるのがつらくて、死にたい気分でいっぱい・・・。
そんな状況に陥ったら、冷静な判断ができなくなります。
でも、心の奥底では「こんな状況でも、生きていくにはどうしたらよい?」と思っているはずです。
だから、死ぬ方法を考えるのではなく、諦めないで生きていくための方法を模索してみてください。
自分を責めたり、他人を責めるのではなく、「どうしたら心がラクになるのかな?」と考えてみてくださいね。
まとめ
- 休養する
- 心が穏やかになる状況をつくる
- 楽しい、嬉しいと感じることをして、「心が喜ぶ」状況を感じてみる
必ず糸口は見つかるものです。
諦めないで、あなただけの「心がラクになる方法」を模索してみてくださいね♪