介護疲れでバーンアウトしないために、私がしたこと

家族のこと

肝硬変の合併症である「肝性脳症」を発症した母の介護のために、頻繁に実家に通っていました。
10月は、週に4~5日行っていたので、休む時間が取れなくて、心身共にクタクタでした。
(関連記事⇒休みがほしい!介護疲れで心も体もクタクタ。

このままでは身がもたないと危機感を抱いて、11月は、実家に通う頻度を落としました。
週に2~3日にしたのです。

夕方から仕事が入っている日は、午前中しっかり休養を取ってから仕事に入るようになりました。
また、自分の用事をこなす日もできましたし、なにより、一日はしっかり休養することができるようになりました。
お陰で、少し気持ちに余裕が戻ってきましたよ。

 

以前の生活状況は・・・

母に肝性脳症の症状が出る前は、私は、週に3日くらいお仕事に入って、自分の通院が1~2日ありました。
それ以外の日は、一日家の中に籠もって、休養をして、家事や、ブログを書いたり、編み物をしていました。
こんな余裕のある状態でも、疲れが抜けなくて、仕事がしんどかったのです。

抑うつ状態から寛解はしているけれど、すっかり疲れやすい体質になってしまったようで、すぐに疲れてしまうのです。
眠りも浅いから、寝た気がしなくて、いつも眠い状態ですしね~。

 

介護が始まってからは・・・

しっかり休む日を返上して実家に通っていたので、疲れが溜まる一方でした。
ちょうど、体が火照りだして、更年期症状のようになっていたから、辛くて仕方がなかったのです。
でも、父に負担がかかるので、少しでも行って、母の介助をしていました。

 

母の状態は・・・

10月27日の診察時に、アミノレバンの点滴をしてから、母の状態が少しずつ改善されてきました。
薬も処方内容が変わり、リーバクトからアミノレバンに変わりました。

波はあったけれど、昼間に起き上がってテレビを見て楽しそうにしている日が増えてきましたし、食欲も若干上がりました。

ただ、トイレは一人ではできなくて、誰かが付き添って行き介助が必要になっています。
お風呂も、体や頭を洗ってあげなくてはなりません。
妄想があり、おかしな言動をします。
必要以上に心配することもあります。

そうかと思ったら、冗談を言う日もありますし、乱暴な言葉で絡んでくることもあります。
喜怒哀楽が激しいです。

 

今回の診察では・・・

昨日、11月24日に診察を受けた時には、アンモニアの数値がかなり下がり、点滴はしなくても良さそうですねと言われました。
若干、脳症の症状が残っているけれど、アミノレバン以上のお薬はないから、もうしばらくこの薬を服用して様子をみましょうとのことでした。
元の通りに意識がはっきりするまで手を尽くしましょうとも仰ったのです。

 

介護は、無理をしないのが一番と思い、割り切ることにした

母の状態がまだ安定しないし、手が掛かるので、本当は、私ももっと助けなきゃと思っていました。
でも、無理が効かない体で負担を請け負ってしまうと、余計に迷惑をかけると思い、せいぜい週に3日行く程度に減らしたのでした。

その分、しわ寄せが父にかかり、弟夫婦や姪っ子たちにも負担がかかるので、申し訳ないなと罪悪感が湧いています。

ただ、自分の許容量を超えた請負をするのは、続きません。
だったら、できる範囲でできることをするしかないと割り切ることにしたのでした。

あとは、介護認定を受けられたので、利用できる介護サービスを受けながら、上手に家族の負担を減らしていけたら思っているところです。

 

 

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