たとえ報われなくても、好きでいたい

主治医の先生に恋をする

先回の記事で、私は主治医の先生のことが好きと書きました。(⇒愚かな恋の物語
今は開き直って、気が済むまで好きでいようと思っていますが、ここに至るまでに様々な葛藤をしました。

だって、先生は私のことを一人の患者としか見ていないはずです。
私がお仕事でお客様に接する時のように、先生は私に対して言葉を選び、態度や表情もそれ相応に整えていることでしょう。
ようするに、「営業トーク」に「営業スマイル」です。

そんなことは、十分承知しています。
それでも、そこに先生の優しさを感じるし、思いやりや気遣いがちゃんと入っていることを感じ取っています。
たとえそれが、医者として当たり前のこととして発露していることでも、私は嬉しいのです。

きっとね、先生は他の患者さんにも同じように優しい態度で接していらっしゃることでしょう。
そして、ご家族にも・・・。

私がどれだけ先生に恋い焦がれても、私は患者の一人。
結ばれることはないはずです。

それなのに、私ったら、「人生何が起こるかわからない。もしかしたらチャンスが訪れるかもしれないじゃない」という思いを抱いているのです。
ホント、困ったさんです。

また、何度も他の人に目を向けようとしてきましたが、その度に「やっぱり、先生のことが好きなの」と涙してきました。

そうして、今の「気が済むまで好きでいよう」という境地に至りました。

今私は、想う方がいるだけで幸せです。
たとえ切なくて涙しても、それでも、ほんのひとときだけ微笑んでもらえる機会があるのだから、それでいいと思えるのです。
それでいいって・・・。

あとは、天に祈るだけです。
「もし、ご縁があるのなら、私にチャンスをください」と・・・。

いつか、本当にそんな日がくるといいなぁ~。

 

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