「主治医が好き」そんな気持ちとの向き合い方
私は主治医のことが大好きです。(⇒愚かな恋の物語)
恋心を抱いています。
そして、そんな思いを生きる糧にしています。
そのお陰で、私は抑うつ状態から寛解し、まだ、生活保護から自立はできていないけれど、アルバイトはしています。
めげそうになっても、診察時に大好きな先生に微笑んでもらえるので、頑張れていますよ。
そして、先生の優しさに感謝しています。
先生に告白したい。
でも、それって自分の気持ちを満たしたいだけの、エゴなんじゃない?
そう思うから、「伝えたいけど、伝えちゃいけない」と葛藤しています。
「先生のことが、好き」そんな思いをどうしている?
切なくて、苦しい思いを、私は抑えこもうとしていました。
でもね、抑えこむのって、余計に苦しくなりませんか?
だから、私はちゃんと受け止めることにしました。
陽性転移という状態なのかもしれないけれど、私にとっては恋。
恋をしているから、切なくて苦しいのは当たり前。
切なくて苦しいからこそ、お会いした時には嬉しいし、それまでの間、頑張れます。
だから、恋心を生きる糧にしてきました。
その糧があったからこそ、病気と向きあい、治そうという気持ちに繋がり、今があります。
そうやって、自分の気持ちをちゃんと認めて、受け止めたことは、私にはプラスに働きました。
会うのはつらい。でも会えないのはもっとつらい。
片思いって苦しいでしょ。
だから先生に会うのがつらい時期がありました。
だって、診察中は、恋心を隠して自分の状態を話すので精一杯でしたから、本当に苦しかったんです。
伝えてしまえばラクになったかもしれない。
でも、伝えると、ぎこちなくなってしまうんじゃないかと恐れたんです。
あまりにも苦しくって、転院を考えたことがあります。
でもね、何年も診てもらっているので、先生は私のことをよく分かってくださっています。
転院すると、一から新しい先生と関係を築いていかなければならないので、大変だなと感じました。
それに、恋しい先生に二度と会えない状態のほうが、もっと苦しいと思ったのです。
会えば苦しい。
会わねばもっと苦しい。
そんな二者択一。
私は、患者として先生を必要としているし、恋心に向き合っていこうと腹を括りました。
先生に告白する?しない?
私にとって、先生は最高の主治医ですから、主治医と患者の程よい関係を壊せません。
それに、今の距離感が心地よくて、告白できません。
告白すると、先生を困らせることになるんじゃないか?
先生に嫌われたくない。
せっかく築き上げた信頼関係を壊してしまうんじゃないか?
こんな小心な気持ちから、現状維持をしています。
でもね、告白に近いことはしていますよ。
お手紙で感謝の気持ちを伝えたことがあるんです。
だから、多分先生は、私が思いを寄せていることを分かっているでしょう。
伝えたら伝えたで、主治医として、ちゃんと受け止めてくださるかもしれません。
でも、怖いんです。
だから、まだ告白しませんよ。
「主治医が好き」そんな気持ちをあなたならどうする?
私は、医者と患者の関係を良好にして、自分の病気を治すことを優先してきました。
恋心は、なんとかコントロールして、先生の存在を励みにしています。
患者としていること。
これが、私の選択です。
あなたは、「主治医が好き」という気持ちと、どう向き合っていますか?
シリーズ:主治医の先生に恋をする