NLP受講終了。コンプレックスと闘った6ヶ月

カウンセラーを目指して

NLPを学び始めたのが、今年の2月。
半年経って、ようやくNLPマスタープラクティショナーの最終授業が終了しました。

長かったようで短かった半年。
授業に出席する度に、「私って、ダメだな~」という思いに悩まされ続けていました。

スピーチをすれば、とっちらかって何を言っているのか分からないという状態になり、落ち込んでばかり。
また、感想やコメントを求められても、考えや思いが浮かばなくて四苦八苦しました。

そんな落ちこぼれさんなのに、復習をするのは一週間のうち一日だけ。
しかも、ほんの20分から30分程度しかしていないから、しっかり身になっていませんでした。
マスターに入ってから、慌てて復習する始末。

それでも、なんとか通い続けて、皆出席できました。
途中で逃げ出さなかったことだけは、自分を褒めています。

 

一番大変だったのは、最後の授業。
ネステッドループという手法でプレゼンをしなければならなくて、これが至難でした。

ネステッドループというのは、次々に話題を切り替えていく手法です。

まず、一つ目の話題を途中まで話し、途中で次の話題に移ります。
二つ目の話題も途中まで話し、三つ目の話題に切り替えます。
そして、三つ目の話題も途中まで話して、次の四つ目の話題に切り替えます。
五つ目に、NLPの知識を織り込んだ話しを盛り込み、まとめます。
その後、四つ目の話題の続きを話して結びます。
そして、三つ目の話題に戻り、同じように続きを話して結び、二つ目、一つ目に戻りました。

7回目の授業の時に、一週間後の最終授業でこの手法を使ってプレゼンをしてくださいと言われたのですよ。
一週間で5つのネタを考えて、しかも原稿を持たずにプレゼンをしなければなりませんでした。

NLPは試験がないので、座って授業に参加していれば資格が取れてしまいます。
ですから、試験の代わりに難易度の高いネステッドループに、NLPの知識を織り込んでプレゼンしてくださいと先生が仰ったのです。

もうね、必死でテキストを振り返って、自分と向き合いましたよ。
原稿を持たないで話すのには、自分の体験を話すことが一番良いと先生は仰っていたので、NLPに結びつけて話せそうな話題を考えました。

一日一ネタ考えるのがやっとだったので、全部のネタを考えて文章にできたのは、授業の2日前。
前日になんとか練習して、当日を迎えました。

暗記なんてできなかったから、ポイントを押さえて覚え、あとはぶっつけ本番でした。

緊張して、頭の中が真っ白になり、言葉が出なかったらどうしようという不安で押しつぶされそうでした。
でも、原稿通りではなかったけれど、なんとか言葉が続き、プレゼンを終えることができましたよ。

落ちこぼれの私にしては、まずまずでした。

 

プレゼンの最中、先生は一人一人にお手紙を書いてくださったんですよ。
ちゃんとに褒めてくださり、しかもアドバイスまで書いてありました。

嬉しかったのは、話し方が良かったと褒めてくださったことです。
「上品で丁寧な言葉遣いで、リズムとテンポがとれていました」とありました。

アドバイスは、「感情を強弱をつけて、人に表現できると良いでしょう。心を語ることをしてみて」と書かれていたので、今後は素直に感情を口にしていこうと思いましたよ。

このお手紙は、私にとって一生の宝物です。
お陰様で、自信もつきました。

6ヶ月、コンプレックスにさいなまれたけれど、逃げないで良かった♪
これから、カウンセラーになるためには、しっかり復習して実践していく必要がありますが、私にとっては大きな前進です。

 

 

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